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無垢フローリングに使える自然塗料の種類

2018/05/09
2018/05/30

無垢フローリングに使える自然塗料の種類塗料には、自然塗料もあれば、化学塗料もあります。
しかし、無垢フローリングを採用するなら、

やはり自然塗料をお勧めしたいというのが、
私の本音です。

では、無垢フローリングに使える自然資料には、
どんな種類があるのでしょうか?

詳しく解説してみたいと思います。

自然塗料は、含浸するタイプが基本

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングに使える自然塗料というと、
真っ先に上げられるのが、木に染み込むタイプの塗料です。

染み込むことを「含浸」と言います。
別に、こういう言葉を覚える必要はないですが、

説明しやすいので、使わせて頂きました。

木材の表面には、目に見えない小さな穴が
無数に開いています。

それは、無垢フローリングも同じです。
製品に加工された無垢フローリングにも、

表面には、目に見えない無数の穴が開いています。
その穴に、塗料の成分が、染み込んでいく訳です。

つまり、木材の奥に染み込んで行きますから、
表面に「塗膜」といった、塗装の膜で出来ることはありません。

自然塗料にも、艶あり艶無しがある

塗料には、艶のあるものと、無いものがありますが、
これは、自然塗料に於いても、同じです。

艶は、半艶とか、全艶という具合に、
ヒカル程度に違いがあります。

これは、主に好みの問題ですが、艶は、
付けたり、消したり、足すことも出来るのです。

何分艶という言い方もありますから、
少しだけ艶がある自然塗料という選択肢もある訳です。

塗りつぶしのエナメル塗料もある

エナメル塗料というのは、木材表面に、
バッチリと、塗装の膜(塗膜)が出来る塗料です。

目に見えない無垢フローリング表面の小さな穴や、
木目なども、見えなくしてしまうほど、

バッチリとコーティングされてしまいます。

そのことによって、掃除がし易くなる
という場合もありますが、

折角、無垢フローリングが持っている
「調湿性能」を阻害してしまいます。

天然の木材は、生きて呼吸しています。
それは、無垢フローリングでも同じです。
しかし、バッチリ塗膜が出来るタイプの塗料を塗ってしまうと。

仮に、それが自然塗料であっても、「木の呼吸」を
止めることになってしまうのです。

自然塗料には、オイルやワックスもある

自然塗料というと、木材に「含浸」して「塗膜」が出来ないタイプと、
表面に「塗膜」が出来るエナメル系の塗料に分けることが出来ます。

しかし、植物系のオイルを塗るだけというのも、
自然塗料の分類に入ります。

無垢フローリングを無塗装で使うという選択肢も
ない訳ではありませんが、

やはり、無垢フローリングの保護のため、
また日頃のメンテナンスを簡単にするためにも、

せめて、オイルだけでも塗っておいた方がいいと思います。

そして、半固形状や、乳液状のワックスなでども、
同様の役割が担えます。

つまり、自然素材系の「何か」を塗ってやれば、
掃除もし易くなるし、無垢フローリングも、

保護されるということです。

やはりお勧めは、含浸するタイプ

自然塗料にも、塗膜が出来るエナメル系の塗料と、
木材の奥に染み込んで、表面には塗膜ができないタイプの塗料がある
と言いましたが、私のお勧めは、木材に含浸するタイプの
自然塗料です。

適度に、汚れや傷を防いでくれて、
木の呼吸も妨げないので、無垢フローリングの

調湿性能を阻害することがありません。

味触りも自然な感じで、温もりを感じられます。

いかがでしょうか?

無垢フローリングに塗装する自然塗料には、
木に含浸して、塗膜が出来ないタイプのものと、

木材表面に塗膜が出来るエナメル系の塗料がある
ということをご理解頂けたでしょうか?

エナメル系の自然塗料は、木材の表面に
塗膜を作りますので、湿気による伸縮はし難くなりますが、

調湿性能といった無垢フローリング特有の
性質も封印してしまいます。

含浸するタイプの自然塗料は、塗装自体の強度は、
それほど強くありませんが、

無垢フローリングの調湿性能を阻害しませんので、
室内が快適になります。

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