無垢フローリングの価格は、いくらが妥当か

投稿日:2018年04月13日 作成者:


無垢フローリングは、合板フローリングより、
価格は高いです。

価格だけ安い無垢フローリングを探すことが出来ない
訳ではありませんが、

見た目が美しくなかったり、施工がし難かったり、
施工後、不具合が生じるということが起こりますので、

「安物買いの銭失い」ということになる可能性もあります。

それでは、品質に問題がない製品の妥当な価格というのは、
いったいいくらでしょうか? 私の考えを少し書いてみたいと思います。

何と比較するかで、基準が変わる

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
まず、無垢フローリングの価格の妥当性を考える前に、
無垢フローリングと、合板フローリングは、違うものだし、

無垢フローリングでも、樹種や等級によって、
価格は変わるということです。

仮に「安い」とか「高い」というのがあるとしても、
何と比較するかで、本当に安いのか、高いのか

分かるというものです。

無垢フローリングにすることは絶対で、
無垢フローリングに「かけても良い」と思っている

「予算」がいくらなのか?
そして、その予算で選択できる「施工面積」や「樹種」「等級」と
いうのを考えていくと、より現実的な判断が出来る

ようになると思います。

また、無垢フローリングにしたい気持ちが、どの程度なのかによって、
「お金の使い方」の優先順位が変わります。

同じ樹種でも、品質によって変わる

ヒノキとか、ナラといった比較的メジャーな樹種でも、
産地や、等級や、加工の制度や丁寧さなどで、

価格は同じではありません。

「価格」の違いは、「どこか」にある筈です。

その「違い」を確認して、自分自身の価値観に合う
ようであれば、「それが」自身にとってのベストな選択ということに
なるのかも、知れません。

例えば、温かい地域で育ったヒノキや杉は、年率が粗く、
あっと言う間に「大木」に育ちますが、

寒い地域で育ったヒノキや杉は、成長も遅く
年輪の巾も小さく、緻密です。

そして、伐採できるようになるまでには、より多くの
年月がかかります。

当然、価格は、寒い地域の「樹齢」の高い製品の方が
高い筈です。

業界の構造で、価格は変わる

無垢フローリングも、丸太を製材して、
フローリングという「製品」になるまでには、

様々な「加工」をします。

また「販売」されるに当たって、様々な「流通」を
経由します。

当然そこには、「利益」が発生しますから、
製品の「販売価格」には、

「流通経費」が含まれているというのが一般的です。

しかし、「どんな会社」が「何社」入ることを
想定しているかは、フローリングメーカーによって、

違ってきます。

特に無垢フローリングの場合は、原価が高いので、
「法外」な「定価設定」というのは、

成立しません。

そこで、メーカーによっては、「施主」に直接購入してもらって、
「施主支給」してもらおうと考えます。

合板フローリングなどの工業製品のように、
「業者価格」を提示できない場合が多いからです。

樹種と等級で、価格は変わる

一口に無垢フローリングと言っても、スギ、ヒノキ、パイン
といった針葉樹系のものもあれば、

ナラ、カバ、ウォールナット等の広葉樹まで、様々です。

また、節が多いとか、少ないとか、見た目の美しさ、
加工の精度等によっても、

実に様々な選択肢がありますし、価格も変わります。

なので、ご自身の希望と、予算次第で、
自分にとってのベストマッチな選択肢は変わるということです。

潤沢な予算がある人は少ないですから、
他を削ってでも、無垢フローリングにしたいとか、

予算を積み増してでも、無垢フローリングにしたい
という人が、結局、無垢フローリングの床を

手に入れることが出来るのだと思います。

要は、信用できる会社から買うこと

樹種選びや、等級が、無垢フローリング選びにとって、
重要な要素だとお話ししましたが、

もう1つ重要なことは、「提供しているメーカー」が、
信用できるかどうかだと思います。

その会社のホームページを見るなり、
評判を聞くなりして、

信用できそうかどうかを判断することが、
失敗しない「無垢フローリング」選びになると思います。

いかがでしょうか?

無垢フローリングの価格の妥当性という話は、
選ぶ樹種や、等級によって、大きく変わるということが、

ご理解頂けたでしょうか?

また、無垢フローリングは原価が高いので、
合板フローリングのような「業者価格」が設定し難い

という事情もあります。

ご自身が捻出できる予算の範囲で、
どんな樹種の、どんな等級で、どの程度面積

施工できるのか?

そうしたことを考えると、失敗が少ないと思います。

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無垢フローリングの塗装のお勧めは?

投稿日:2018年04月12日 作成者:


無垢フローリング選びで迷う、もう1つのことが、
塗装をどうするかといったことですね。

無塗装という選択肢がない訳ではありませんが、
日頃のメンテナンスを考えると、無塗装という訳にもいかない。

やはり、無垢フローリングと言えども、何かの
塗装はした方がいいと考える訳です。

では、どんな塗装がお勧めなのか? 少し書いてみたいと思います。

まずは、塗装、無塗装の判断

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無塗装の無垢フローリングというのは、
昔風で言うと、糠袋(ぬかぶくろ)で擦って、

米ぬかの油分で、フローリングを保護します。

あるいは、人間の足裏からも「油」は出ますから、
それで、自然と油分を補給する形になります。

しかし、無塗装の無垢フローリングは、
それなりに汚れます。

汚れても、見苦しくなっても構わないというのであれば、
無塗装でもいいと思いますが、

ある程度綺麗に保ちたいと考えたら、
多少の塗装なり、保護は考えた方がいいと思います。

では、どんな方法で、無垢フローリングを保護できるのでしょうか?

自然塗装と、化学塗装

無垢フローリングの塗装としては、植物系や
動物系の原材料を使った「自然塗料」と、

石油系の原材料を使った「化学塗料」とがあります。

それぞれメリットもデメリットもありますが、
どちらを選ぶかは、好み次第ということになります。

では、いったい、自然塗料と、化学塗料にも
どんな特徴があって、どんなメリット、デメリットが
あるのでしょうか?

自然塗装のメリット、デメリット

自然素材のメリットは、足触りの良さにあると思います。
自然塗料とは、植物や動物といった天然の原材料を

成分として作っています。

無垢フローリングの表面に、強い「塗膜」が出来るものではないので、
無垢フローリングの素材感が残ります。

つまりナチュラルな訳です。

しかし、塗装の耐久性は低いので、化学塗料よりも、
頻繁に塗り替えが必要になります。

それが、自然塗料のデメリットということになると思います。

水性と油性があり、もちろん、無垢フローリング表面に
バッチリ塗膜が出来るタイプの塗料もあります。

しかし、普通に「自然塗料」と言う場合は、
無垢フローリング表面に塗膜ができるタイプではなく、

フローリング内部に染み込んでいくタイプのものを言います。

化学塗装のメリット、デメリット

化学塗料とは、石油系の原材料を作った塗料のことです。
こちらも、水性と油性がありますし、

フローリング表面に塗膜が出来るタイプと、
内部に染み込むタイプがあります。

ただ、主に「化学塗料」というと、無垢フローリング表面に
「塗膜」が出来るタイプの塗料をイメージします。

石油系の原材料だから、必ずしも「身体に悪い」ということは、
ありません。

塗料を融かす溶剤なども、シンナーのように
揮発性があって、危険なものではなく、

紫外線に反応して固まるUV塗装なども普及しているので、
化学塗料だから避けた方がいいとは言えません。

バッチリ「塗膜」が出来る塗料は、水を弾き、
汚れを寄せ付けません。

但し、自然塗料とは違って、木材の呼吸を妨げるので、
無垢フローリングが調湿性能を発揮できなくなります。

では、オイルを塗るだけでは?

無垢フローリングを、塗装するか、塗装しないかといった
判断の中で、もう1つ選択肢があります。

それは、「オイル」を塗っておくという選択肢です。
乳液状のワックスでも、いいと思います。

オイルの塗れ色が付くだけで、
汚れを弾いてくれますし、

目立たなくなります。

いかがでしょうか?

無垢フローリングを採用するなら、無塗装ではなく、
最低でも自然塗装程度の保護はしてあげた方が、

いいと思います。

しかし、自然塗装と、化学塗装では、仕上がりも違うので、
どちらが好みに合うかを考えた上で、

選択した方がいいと思います。

私のお勧めは、断然、自然塗装です。
塗膜がバッチリ付く化学塗料だと、

無垢フローリングの質感も、足触りも失われてしまうので、
勿体ないと思います。

ただし、汚れ防止とか、撥水性を希望する場合は、
ウレタン等の化学塗料でも良いかも知れません。

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無垢フローリング、オーク幅広の難易度は?

投稿日:2018年04月12日 作成者:


幅広の無垢フローリングは、格好いいと思います。
特にオーク材の幅広、無垢フローリングは、
高級材の1つだと思います。

無垢フローリングにあこがれを持つ人の中には、
オーク幅広は、採用を検討したい樹種の1つだと思います。

では、オーク材、無垢フローリングの幅広の製品とは、
いったいどんなものなのか解説したいと思います。

オーク幅広は入手困難

無垢フローリング、オーク幅広

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
オーク材とは、日本語的に言うと、ナラ材ということになりますが、
堅いし、木目が綺麗だから、家具とか、フローリングに使われる

高級な樹種です。

しかし、全世界的に資源が枯渇していて、
巾が広くて、長いオーク材の無垢フローリングというのは、

入手困難になっています。

更に、フローリング表面の「美しさ」を追求すると、
更に入手が困難になります。

無垢フローリングは、丸太から、板状にスライスした
木材を使用します。

最終的な仕上がりが、15mmだとすれば、20mmとか、25mmという
余分目の板を作って、そこから表面を削って、

最終的に、15mmの製品を作る訳です。

その過程で、「節」が出たり、美しくない「木目」が出たりすると、
等級が落ちたり、最悪の場合、使えないということになる訳です。

欠点がある部分は、カットします。
だから、継ぎ目のない無垢フローリングが少ない訳です。

オーク幅広は、価格も高い

オーク材の無垢フローリングで、幅広のものは、
希少価値があり、入手困難である上に、

価格も高いです。

でも、それは、限られた資源ですから仕方のないことです。

しかし、それ以上の価値があることも事実です。
予算が許すのであれば、選択肢の一つに加えていいと思います。

定尺か、乱尺で扱いが変わる

ナラ材の無垢フローリングは、通常巾のものも、
幅広のものも「欠点箇所」を切り取って作りますから、

通常は、ユニしてあるものが、ほとんどです。
ユニとは、30cmとか、50cmの長さのフローリングを

接着しながら、1.8メートル程度の長さにすることを言います。

ユニして1.8メートル程度の長さにしたものを「定尺」と言い、
ユニせずに、30cmとか、50cmのままの製品を

「乱尺」と言います。

どちらも、無垢フローリングですが、1.8メートル程度に
継ぎ足した「定尺」の方が、工事は簡単です。

幅広は乱尺が基本なので、施工が面倒

オーク材の幅広フローリングは、厚みも厚く、
アトピッコハウスにある製品でも、巾が150mm、厚さは、18.5mmあります。

フローリングは、巾方向に「実(さね)」というジョイントがあります。
そして、長さ方向には、エンドマッチという「接合部」があります。

それをパカパカとはめながら、1枚1枚コツコツ貼っていきます。
手間と根気のいる作業です。

幅広の製品は、「乱尺」が基本です。
定尺の幅広オーク材というのは、見たことがありません。

施工に手間暇がかかるので、施工賃も高くつきます。
しかし、それだけの価値はあります。

そして、巾が広いということは、季節変動による
伸縮も大きくなるということなので、

施工の難易度が、更に高くなるということです。

冬場の乾燥した時期に、フローリングが痩せて、
下地が見えたら、格好が悪いです。

幅広オーク材は、乾燥による収縮も激しい

オーク材に限らず、木材は、高さ方向よりも、巾方向の方が、
伸縮率が高いです。

また、フローリングを作る際には、樹木が立っている
「高さ方向」を基本とするため、

必然的に「巾方向」の方が、伸縮率が高いということになります。

だから、「床」に「隙間」が出来ましたという場合、
ほぼ100%巾方向ということになるのです。

しかも、通常のフローリングは、巾が75mmとか、
90mmしかないのに、

幅広のフローリングは、120mmとか、150mmある訳ですから、
余計に伸縮の影響を受けることになります。

施工する時期にもよりますが、オーク幅広の
無垢フローリングを施工する場合は、

ジョイント部分の「隙間」を作らないよう、
堅め、堅めに施工していった方がいいと思いますね。

ただ、普通は乾燥した時期には、スペーサーという道具を使って、
意図的な隙間を作りながら施工しますから、

施工する時期に合わせて、手加減が必要です。

いかがでしょうか?

無垢フローリング、オーク幅広のイメージが掴めましたでしょうか?
オーク材のフローリングは、魅力的です。

そして、幅広のオーク材も魅力的です。

でも、希少価値があり、価格も高く、施工に手間暇がかかって、
不具合も起こりやすいといった

様々な特徴があります。

それでも、オーク幅広の無垢フローリングには、
採用してみたいという気にさせる魅力と価値があります。

但し、幅広の無垢フローリングは、伸縮巾も大きいので、
ちゃんと乾燥させているもの、加工精度のいいものを
使った方が、安心と言えます。

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無垢フローリングの欠点は、何がある?

投稿日:2018年04月11日 作成者:


無垢フローリングにあこがれはあるけど、色々と
面倒なのではないかと、「欠点」が気になる人もいます。

では、無垢フローリングには、どんな特性や欠点が
あるのでしょうか?

あるいは、欠点と言われていることが、本当に
欠点なのかどうか、見極めてみたいと思います。

無垢フローリングは、価格が高い

無垢フローリングの欠点は?

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングの一番の「欠点」と言えば、
やはり価格が高いということだと思います。

合板フローリングなどの工業製品であっても、
「見せかけの定価」は、高く設定しているので、

定価ベースで比較すると、無垢フローリングも、
合板フローリングも、大して差額がないように感じます。

しかし、実際には、無垢フローリングは、
合板フローリングのような「割引き」が出来ないので、

結果、お客様の所に届く価格は、高くなる訳です。
それが無垢フローリングの欠点と言えば、欠点かも知れません。

しかし、耐久性とか、高級感といった「長期的な視点」で考えると、
お釣りが来るほど、魅力的な素材だとは思います。

無垢フローリングは、施工費が高い

無垢フローリングの2つ目の大きな欠点は、
施工費が高いということが、上げられると思います。

合板フローリングなどの工業製品と何が違うかというと、
施工に「手間暇」がかかるし、時間も余計にかかる

ということがあるのです。

でも、それは、別に「欠点」と言えるほどのことでもありません。

無垢フローリングは、巾が75mmとか90mmしかありません。
しかし、合板フローリングなどは、303mm。

無垢フローリングの3枚分、4枚分の巾がありますから、
一気に工事が進むし、作業が簡単なのです。

しかも、湿気の影響も受け難いので、
伸縮による「不具合」を心配しなくても、

バンバン工事を進めて行けるのです。

それに対して、無垢フローリングは、75mmとか、
90mmの細い板を、1枚1枚貼っていかないとなりません。

しかも、いきなり貼り始めるのではなく、
仮並べをして、バランスを調整しながら、美しく

貼っていかないとなりません。
そうした手間暇も、施工費に加算されるのです。

無垢フローリングは、施工が難しい

無垢フローリングの次の欠点は、施工が難しい
ということが言えると思います。

無垢フローリングは、合板フローリングのように
接着剤で張り合わせている訳ではありませんので、

湿気の影響で、伸びたり縮んだりします。

つまり、湿気の多い夏場には、膨張し、
乾燥する冬場には、収縮する訳です。

その結果、隙間が出来たり、元に戻ったりするのです。

つまり、施工する時期に応じて、
フローリングの「伸縮度合」を計算して、

施工しないとならない訳です。

通常は、スペーサーと呼ばれる「意図的な隙間」を作る道具を
使いますし、フローリングメーカーから、

推奨の「隙間巾」というのがあるので、それを
守れば大丈夫です。

無垢フローリングは、気を使う

無垢フローリングは、巾の狭い板を、1枚1枚
コツコツと貼っていきます。

無塗装の製品や、自然塗装の製品などは、
汚れをつけると、取り難いし、

施工後の「養生」なども、気を使います。

キズを付けると、キズは残るので、その点も
気を使います。

「キズは、家族の想い出」と、大らかに考えられる方なら
問題ないと思いますが、キズを付けたくない人にとっては、

どの樹種を使うかということも、大きな選択ということになります。

でも、実は欠点とも言えない

では、価格が高い、施工費が高い、施工が難しい
といったことは、本当に、無垢フローリングの欠点でしょうか?

仮に、無垢フローリングの価格や施工費が高いとしても、
長持ちしますし、豪華です。

その間に得られるメリットを考えると、
決して「欠点」とは言えないと思います。

補修も、メンテナンスも出来る訳ですから、
無垢フローリングを敬遠する理由はないと思います。

いかがでしょうか?

無垢フローリングは、価格が高いし、施工費も高い。
しかも、施工が難しいし、気を使う。

しかし、それは、無垢フローリングの欠点でしょうか?
私は、そんなことはないと思います。

無垢フローリングの素材特性、豪華さを考えると、
値段が高くて、多少気を使うとしても、

それ以上の価値があると思います。

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無垢フローリングの隙間の補修方法は?

投稿日:2018年04月11日 作成者:


無垢フローリングを採用すると、隙間の問題は
避けては通れません。

必ず「隙間」が生じて、補修を余儀なくされるのか?
というと、程度の差はあるとしても、

季節変動によって、「隙間」そのものは、必ず発生しますし、
場合によっては、補修も必要になってしまいます。

では、無垢フローリングに「隙間」が出来た際、どう対処し、
どう補修できるのか、紹介したいと思います。

まず、1年待ってから判断する

無垢フローリングの隙間の補修

自然素材の内装材専門メーカー、アトピッコハウスの後藤坂です。
無垢フローリングは、湿気の多い夏場は、膨張して、
大きくなります。

そして、乾燥している冬場は、収縮して、
小さくなります。

そこで、無垢フローリングを施工する際には、
「時期」に応じて、キツメに貼ったり、ユルメに貼ったり
する訳です。

具体的に言うと、夏場は、隙間を空けないように施工しますが、
冬場は、夏場の膨張を考えて、多少隙間を空けて貼る訳です。

その「意図的な隙間」は、フローリングメーカーで、
ある程度設定がありますが、

実際は、現場の大工さんの判断ということになります。

その「キツメ」「ユルメ」の手加減を間違うと、
施工後に、「隙間」が出来たり、

ジョイントの部分が盛り上がってくる訳です。

ただし、そうした「不具合」が起こっても、すぐに「補修」せずに、
まずは、1年間は待った方がいいと思います。

夏場は、「隙間」がないのに、冬場になったら「隙間」が出来た
としても、その「隙間の大きさ」が、最大、どの程度になるのか?

張替えが必要になるほど、ひどい状態なのかを
判断する訳です。

実は、多くの場合、1年待ってみると、「適当」な感じに治まって、
補修しなくて良くなることは多いのです。

夏と冬の「違い」を比較する

無垢フローリングに「隙間」が空いてきたら、
まずは、慌てず、夏場に「どの程度回復するか」
確認する必要があります。

その上で、補修するのか、しないのかを判断されると良いと思います。

3mm、5mmの隙間であれば、夏場の湿気が多い時期になったら、
自然とふさがることも多いですし、

気にならなくなります。

それに、毎年同じ箇所が、同じだけ「開く」ということでもないので、
大らかに対処するという選択肢もあっていいと思います。

許容範囲なら、放置する

無垢フローリンングに隙間が空いて来て、「補修」を
考えた場合、まずは、1年を通して、

状況を把握する。

そして、年間を通しての「伸縮」が許容範囲であれば、
「放置する」「気にしない」ことにするといった

選択肢も、あっていいと思います。

意外と馴染んで、なれなりに魅力的なものです。

補修する場合は、埋め木で

そして、もし無垢フローリングの隙間を補修する場合は、
張替えか、埋め木になると思います。

5mmも1cmも隙間が空いていて、夏場にも、
隙間が埋まらないというのであれば、

施工されている無垢フローリングと同じ樹種の
木材を用意して、

細く割いて、隙間部分に埋めていけば、
「隙間」は、ふさがります。

その後、塗装やワックスを掛けて、周辺部と
似たような感じにして、目立たなくさせます。

この方法が、一番簡単だと思います。

あとは、隙間が空いている部分のフローリングを剥がして、
張替えるという方法になりますが、こちらは、
結構、手間暇も費用もかかりますので、

「埋め木」で処理されるのが、いいと思います。

パテ等では、補修にならない

以前実際にやっている人がいて、驚いたのですが、
無垢フローリングの「隙間」に、コークボンドと呼ばれる

パテ材を注入して、補修されている方がいました。
ただ、これは、一時的なものだし、

季節変動による無垢フローリングの伸縮を考えたら、
パテで隙間を埋めるというのは、止めておいた方がいいと思います。

夏場に補修すると、冬場は、隙間が復活して、
見苦しくなります。

また、冬場に補修すると、夏場は、パテが圧縮されて、
盛り上がってくる可能性があります。

いずれにしろ、パテで補修しても、直ぐにボロが出る訳です。

いかがでしょうか?

無垢フローリングを施工して「隙間」が出来たら、
どう「補修」すればいいかご理解頂けたでしょうか?

まずは、1年間は、「隙間」の様子を観察し、
その後「補修する」のか「放置する」のかを決定する。

そして、もし補修するとしたら、埋め木にするのか、
張替えるのかを考えるという段取りです。

私のお勧めは、よほど酷くない限りは、放置ですね。

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プロフィール

エコ建材メーカー、アトピッコハウスの創業社長。著書に「+500円で自然素材の家が建つ!」がある。新聞掲載155回以上、テレビ・ラジオ出演、講演実績多数、自然素材開発のパイオニアを自認。珪藻土、漆喰、壁紙、無垢材、畳などのオリジナル健康建材を製造販売。アトピッコハウスは、自然素材の内装建材が一通り揃う小さな専門メーカー。

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