アトピッコハウス ブログ
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畳をフローリングにリフォーム

2014/08/12
2018/05/30

畳をフローリングにリフォームこんにちは!
無垢フローリング・遮音床材ブログを運営している
アトピッコハウス㈱、自然素材のパイオニア後藤坂です。

畳をフローリングにリフォームするのは、
素人のDIYでは難易度が高いでしょうね!

無垢フローリングのリフォーム事例

畳は、普通5.5cmから、6cmの厚みがあります。
しかもフカフカして安定感がないから、

フローリングの上に、フローリングを貼るような
感覚で、

畳の上に、フローリングを貼るという訳にはいかない。

なので、畳の部屋をフローリングに張替えたいと
思えば、まずは、畳を剥がして、

下地を調整する必要があります。

どんな調整をするかというと、
根太と言う「土台」になる木を30cm程度の間隔で敷き並べ、
その上に、下地の合板を敷く。

そして、12mmとか15mmといつたフローリングを
貼りつけることになる訳です。

フローリングが15mm、合板が12mmとすれば、
合計27mm。

すると、今までの畳が60mmの厚さであれば、
根太は、33mmの厚さに調整しないと、

ピッタリと、もとの高さに収まらない。

普通の市販されている根太は、45mm×45mmだから、
プレーナーというプロの道具を使って、

薄く加工しないとならない。

大型のホームセンターなどに行けば、
そこまでの木材加工さえやってくれる所が
あるかも知れないので、

どうしても、DIYで、畳をフローリングに
リフォームしたいというのであれば、

出来ないとまでは言いません。

しかし、プロに依頼した方がいいと思いますね!

技術もそうだけど、持っている道具が違います。

圧倒的に速く、綺麗に仕上げてくれます。

それと、畳をフローリングにリフォームする場合、
畳の周囲に、「畳寄せ」という木材がついています。

それを「撤去」するか、「残して」使うかの判断を
しないとなりません。

ただ、気をつけないといけないのは、
畳寄せを撤去する際に、

壁を傷つけてしまう可能性があるのです。

もし、畳をフローリングにリフォームするだけで、
壁のリフォームはしないのであれば、

畳寄せはいじらず、そのまま残しておいた方が
いいかも知れません。

また畳寄せの高さは、通常、もとの畳と同じ厚さですから、
畳を剥がして、フローリングを貼ったら、

巾木を部屋の周囲に貼りまわしてもいいかも知れません。

本来の「巾木」の目的は、
フローリングの貼り納めを隠したり、

フローリングの伸縮を吸収するための隙間を
隠すものですが、

フローリングの部屋には、巾木が廻っているのが
普通なので、「ない」と違和感を感じます。

ただ、畳があった部屋は、和室でしょうから、
壁の仕上げが、

土壁風の純和風の場合は、
巾木をつけることに違和感があるかも知れません。

もし、その場合は、フローリングの巾方向の
張り納めには、

多少の隙間を空けて、
「そこは」気にしないことにするしかないかも知れません。

合板フローリングは、無垢フローリングほどには、
目に見える「伸縮」はしませんが、

無垢フローリングは、季節に応じた
正しい「施工方法」を取らないと、

我慢できないほどの隙間が空いたり、
せりあがってきたりすることがあります。

なので、出来れば、
無垢フローリングを貼る場合は、季節に応じた
エキスパンション(意図的な隙間)を確保しながら

施工して行き、巾方法の貼り納めには、
伸縮のための隙間を確保し、

その隙間を、巾木で隠した方がいいのです。

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